思考教育について
思考教育で受験に「間に合う」?
思考の授業では、1問にかける時間が非常に長いため、「こんなにのんびりやっていて、受験に間に合うのか?」といったお声をいただくことがあります。
灘学習院で問題に「のんびり」取り組むことには意味があるのです。
1問に時間をかけることでトップレベルに近づきます
一般的な進学塾で、猛スピードでこなしている問題は、実は入試レベルの問題1題を細切れにして、その細切れになった数題の解き方を覚えさせているだけです。
もちろん、そのすべての解き方を覚えて、忘れないように訓練するためには膨大な時間がかかります。
それにもかかわらず、細切れになっていた問題が複雑に組み合わさったレベルの問題になると、「あ、これは、あれとあれを組み合わせた問題なんだな」と気づける子はごく一部の上位層に限られます。
一方、灘学習院では、最初から入試レベルの問題に向き合います。
その過程で、組み合わされた基本事項を一つ一つ潰していくため、1問を解くのに費やす時間だけで、進学塾の子どもたちの数十時間分の内容がマスターできています。
実はこの「のんびり」したやり方は、ごく一部のトップレベルの子たちと同じ解き方ができるようになるための非常に効率的な方法なのです。
短時間でひらめきを生むための思考教育
入試は時間との闘いでもあります。
短い時間の中でひらめきが生めるようになるためには、ふだんから「ひらめける頭」をつくっておかなければなりません。
それには、一つの要素からどれだけ多くの可能性を思い浮かべることができるか、そして、その中から論理的に正しいものだけにしぼれるかが大切です。
一般的な暗記に頼った教育では、「理由は今は知らなくていいから、こうやったら解けるんだよ」という教え方がなされます。
しかし、「ひらめける」かどうかは、この「理由」をどれだけ深く理解しているかにかかっています。
進学塾でもトップレベルの子は、「よく分からないけれども丸暗記をする」という姿勢を嫌い、自分で納得するまで考えています。
灘学習院では、一見「のんびり」取り組む中で、どんなレベルの子にも、この「理由」がはっきり言えるまで考えぬかせることで、すべての子をトップレベルに引き上げます。
子どもたちの合格を全力でサポートします
受験期は、子どもたちの学力を飛躍的に伸ばす一大チャンスです。
特に高い目標と、目の前の問題に全力投球しようとする意識がぴったりと合致できた子どもたちは、受験を意識するまでは考えられないような力を発揮します。
受験を、単に「合格する」ためだけでなく、子どもたち自身のレベルアップにつなげることで、合格後も、そして将来も、自分自身の力で困難を乗り越えられる子に成長します。
そのために灘学習院では、受験をするお子様に特化したクラスをご用意するとともに、年間を通じて説明会や個別懇談、過去問指導等、お子さまの「合格」を全力でサポートしていきます。
受験に特化した対策クラス