思考教育について
思考教育を実践するための環境
思考教育を実践するためには、子どもが考え続けることができる環境を作ることが大切です。
考えることに集中できる場であったり、難問にぶつかって挫けそうな時にも考え続けられるようにサポートする存在がなによりも大切です。
仲間の存在と教室の雰囲気が、考える姿勢を後押し
お互いに刺激し合える環境に身をおけることは、当塾にお越しいただく価値の1つです。
周りの仲間が難問に取り組んでいる真剣な様子に感化されることで、どんな子どもでも考える時間を自然と長く持てるようになります。
このように、みんなのひたむきな姿勢が作り出す教室の空気感は、子どもにとって考え続けるための最高の後押しとなっています。
講師ではなく「考師」考えるキッカケを与えます
子どもたちが考え続けることができるようサポートするのが、考師(=講師)の役割です。
思考教育の授業では、子どもたちが頭を動かし続けることこそが重要であり、問題を解くことが真の目的ではないため、授業中に考師が正解の解き方を説明することはありません。
集中力が途切れそうな子どもには励ましの声をかけて、諦めずに自分で考え続けることができるようにサポートします。
また、質問をしてきた子どもや悩んでいる子どもには「なぜ?」「どうして?」と質問を投げ返すことで、再び頭を動かすキッカケを作ってあげます。
褒めることで、子どものやる気を促します
授業中にしっかり考え続けることができたのであれば、その結果問題が解けなくても問題はありません。
大切なのは、考えて続ける姿勢や考える過程で得ることができた気付きなので、それさえできていれば考師は褒めてくれます。
褒められて喜ばない子どもはまずいませんし、褒められることで子どもたちはますますやる気を出してくれます。そんなやる気に満ち溢れている子どもは私たちの想像を遥かに超えるパフォーマンスで、普段は解けないような難問に対しても考え抜く力を発揮してくれるのです。
算数の文章問題で考える力は鍛えられる
思考教育には、主に算数の入試問題を使用しています。
特に文章問題は一読しただけでは解けないものが多く、まずは問題を熟読して、状況を理解するため図におこしてみたり、何らかの仮説を立てて検証してみたりと、プロセスそのものが考える力を鍛える訓練になっています。
考える力が身に付けば、文章を読んで内容が理解・整理できるようになるので、国語や英語、社会など他の科目の学力も飛躍的に伸びていきます。