CURRICULUMカリキュラム

小学5年生 講座概要

必修科目(小思考ⅠまたはⅡ・小C国算)

小思考Ⅰ(算数の文章題・図形問題)
対象
小学校4年生~6年生
目標
算数の良問を使って考える力を鍛える
時間
130分
開講教室
全教室
文章題 小学校4年生~6年生までのほとんど全ての分野の特殊算を素材として、テクニックに頼らずじっくりと考えて解くことで思考力を養います。まずは文章を丁寧に読み、線分図をはじめとする図に落とし込みながら、どこの値を出せばどこまで解決するのかをはっきり理解しながら解き進めていきます。この段階での理解の深さが、思考Ⅱ以降でのより複雑な問題解決や、スピードアップに不可欠です。
図形 平面図形の角度・面積からはじめ、立体の体積や表面積までを扱います。最初は、角度とは何か、面積とは何かをはっきり理解するところからはじめ、1つ1つ、きちんと理由をもって答えが出せるようにじっくりと取り組みます。近年の入試では図形問題の比率が高くなっています。導入の段階で論理的に考える習慣をつけておくことで、より複雑な問題を考える素地がつくられます。
小思考Ⅱ(算数の文章題・図形問題)
対象
小学校5年生~6年生
目標
小学校全範囲の算数の習得
時間
130
開講教室
全教室
文章題 上位校の入試問題を使いながら、速さ、割合、規則性等を中心とした中学入試に必須となる重要単元を習得します。難易度の高い問題に取り組むことにより、理解力及び発展的な思考力を養成します。
図形 小思考Ⅰで学習した内容に加え、平面図形および立体図形の全範囲を扱います。特に受験や中学以降で重要な相似形、図形の移動、立体の切断等をじっくり時間をかけて理解させ、より実践的な力を身につけます。灘や甲陽などの難関校の問題にもチャレンジします。
小C国算(漢字・計算・読解)
対象
小学校5年生~6年生
目標
小学校全範囲の漢字・計算の習得と読解力の増強
時間
130分
開講教室
全教室
ワーク 毎週1冊のワークを用いて、漢字・計算・社会の学習を進めます。漢字は、まずは授業で確実に読めるようにし、トメ・ハネ・ハライまで気をつけながら定着させていきます。計算は、小学校5年生までに小学校の全範囲を扱います。量やスピードを重視するのではなく、途中式も含め、正確に解くことを目指します。社会は、日本地理と歴史の基本事項を中心に学習していきます。
読解 小Bクラスよりも、より長く、難解な文章に取り組みます。小説は、昔の話や年齢が上の人が主人公の話になり、論説文は大人向けに書かれた文章の中で読みやすいものを中心に扱います。問題を解くことよりも、文章の理解に重点を置き、読み終えたときには、どんな問題でも解ける状態を目指します。また、読んだ内容をあらすじや大意にまとめることで、記述の力も養います。

選択科目(中学受験希望者等)

読解・理科
対象
小学校5年生~6年生
目標
読解力の完成と理科の基礎知識の定着
時間
235分
開講教室
全教室
小学読解 小B・小Cクラスで培った読解力をさらに強化し、問題演習を通じて入試レベルにも対応できる力を養います。大人でも難解な文章を読み、記述問題も少しずつ手直ししながらより完成度の高いものを仕上げる過程は、授業でなければ得られない成果です。基本的な文法や、四字熟語・慣用句などの学習も取り入れ、より幅広い文章を読みこなせる素地をつくっていきます。
理科 小学校6年生までに学習する理科の内容を、中学受験にも対応できるレベルで学習します。参考書を調べ、内容について自分で考えて理解することにより、知識の深い定着を図ります。2年間の学習により、難関中学合格はもとより、中学校進学以降に求められる、理系学力の基礎を養います。

受験特訓(選抜クラス)

Nクラス特訓
対象
小学校5年生~6年生の選抜テスト合格者
目標
難関校合格に向けた実力の完成
開講教室
芦屋校・豊中校
思考 平日の思考授業で培った思考力を、実践的な問題を使って入試レベルに引きあげていきます。基本を大切にし、一問にじっくり時間をかけて頭を鍛えていく姿勢は変わりませんが、より「合格」を意識した問題の解き方へと変えていきます。受験生として必要な知識は、「テクニック」として暗記することではなく、自分で考えた末に編み出したものとして習得させることで、定着率が一気に高まります。
読解 中学入試の国語は、難関校になればなるほど「大人」の目線で文章が読める必要があります。政治や経済をはじめとする教養をもつことはもちろんですが、目の前の文章を批判的に読むことが、結果として入試本番で点数がもらえる解答を書けることにつながります。演習問題に加え、実際に出題された過去問を使いながらこうした力を鍛え、どんな問題にでも立ち向かえる実力を身につけます。
理科 平日の理科授業で培った思考力および知識を土台として、土曜日のNクラスでは、てこ・ばね・ふりこ・浮力などの力学的な範囲を中心に実践的な演習を行います。法則一つ一つと習得し難い分野を「得点のとれる分野」に変えていきます。
社会(希望者) 地理・歴史・公民の全分野を、基礎から始めて入試レベルまで引き上げます。入試で社会が必要な学校が減っている半面、必要な学校の問題のレベルはどんどん上がっています。単語の丸暗記ではなく、縦・横のつながりを意識し、表やグラフから事実が読み取れる訓練や、時事問題とも絡めた問題が解ける訓練もしていきます。
Sクラス特訓(思考・読解)
対象
小学校4年生~6年生の選抜テスト合格者
目標
基礎学力の定着と読解力の養成
時間
180分
開講教室
芦屋校・豊中校
思考 中学入試の算数の中でも特に配点の高い図形分野を中心に、最大限頭を鍛えていきます。基本的な定義・定理や公式も、一方的に教えて覚えさせ、訓練的に使って暗記させる、という授業とは一線を画した、徹底的に考えさせる授業です。ちょっとしたことでも、「なぜ?」「どうして?」と追究し、モヤモヤした「何となく」の部分をなくしていくことで、絶対の自信をつけさせ、小学校5年生の段階で、最難関中学校の入試問題が解けるレベルにしていきます。
読解 中学入試に出題される文章は、行間から心情が浮かび上がる小説や、大人向けに書かれた論説文がほとんどです。まずはこうした文章を読むことに慣れることからはじめ、各段落の要点や話の流れを的確につかむ訓練を行います。また、問題演習においても、誰もが苦手とする記述問題を中心に、入試本番で点数が取れる答えの作り方を指導していきます。